ダイヤトーンの密閉型スピーカーDS-1000ZXをバスレフ型に改造した中古スピーカ2個組です。
まずエッジに塗られていたカチカチに硬化したビスコロイドを除去してエッジを柔らかくしました。恐らく製造当時よりも柔らかく、本来以上の低音が出ていると思います。さらにバスレフ化して低音をさらに出るようにしました。吸音材はだいぶ除去しました。エッジの軟化とバスレフ化改造で強烈な低音を響かせてくれます。
スコーカーのボロン振動板が割れていたのでチタンドーム振動板に交換しました。チタンは高剛性・軽量で振動板として適した材料です。純正と交換品で勿論人間には違いが判らず、測定しても差異は認められませんでした。スコーカー単体直結で測定するとチタンの方は帯域外の高域共振がありましたがネットワークで切ってしまうので問題にはならないという事です。ただ大音量耐性は未知数です。接着剤の収縮により周辺が少し変形してしまいました。
ヤング率参考 [GPa]
樹脂 マグネシウム アルミ チタン ベリリウム ボロン(窒化ホウ素B4C)
1~10程度 45 70 108 287 385
全体的に傷や打痕や化粧板の剥がれがあります。錆や汚れもあります。
元の製品詳細 → https://audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/ds-1000zx.html
梱包サイズ:2梱包でヤマト便の換算重量80kgまで 着払い